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Z会講座「2030年、私たちの選択」実施レポート

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2016/11/27

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こんにちは。

NPO法人僕らの一歩が日本を変える。副代表理事の村山俊洋です!

先日、Z会リベラレスのイベントの一環で中高生を対象に講座を実施したので、レポートとして報告したいと思います。

いきなりですが、現在、東京オリンピックが2020年に迫っている中で、「その先の未来」を具体的に想像して生きている中高生がどれだけいるでしょうか。

「自分自身の未来について考えている中高生が少ない」
そんな問題意識から始まった今回の講座。「2030年、私たちの選択」をテーマに、2030年という未来の日本と自分のなりたい姿をできる限りリアルに想像し、これからの行動や選択肢を逆算して考えられるようになってほしいという意図があります。
中高生のみなさんには受験という大きな選択肢を前に、是非考えて欲しい内容です。

とは言え、「未来のことを考える」のは、経験がなければなかなか難しいものです。
そこで、本講座では『18歳からの選択』という書籍を参考書として用いることにしました。

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この書籍は身近な社会課題から日本全体の大きな問題までを、中高生向けに解説しています。(もちろん、内容のレベルが低いわけではないので、大人にもたくさん読まれています。)
書籍の中では20種類のテーマを扱っていますが、今回はその中から3つ「結婚/子育て」「宇宙開発」「大震災」を取り上げて考えることにしました。

さて、前置きはこのくらいにして、ここからは講座当日の様子です。
まずは、3つのテーマから自分たちのグループがどのテーマについて話していくかを議論。
説得と傾聴が繰り返され、合意に至るまでの流れは非常に興味深いものでした。
特に、「大震災」を希望していた女子が「結婚/子育て」に譲歩する際に発した「子育ての議論をするときは、自分が大震災で話したかった地域コミュニティの話を織り交ぜるようにしたい」という発言には、ハッとさせられました。
ただ妥協するだけではなく、話し合いの中で自分と相手の妥協点を探っていくその姿勢には、こちらも勉強させられてしまいました。

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テーマが決まると、次はテーマに関する情報収集と分析です。
今回は、参考書『18歳からの選択』、「博報堂生活総合研究所 未来年表」、「地域経済分析システムRESAS」、その他Webサイトを駆使して情報収集を行い、社会問題を引き起こしている課題を見つけ出しました。

あるグループはデータをもとに、また他のグループでは、事例を振り下げて課題を見つけていきました。
例えば、こちら。
「子育ての負担を軽減するために、地域のつながりをどう利用するべきか。」
こんな課題が上がってきました。

その後は、自分たちが設定した課題に対してアイディアを考えていきました。
特にアイディアが活発なグループでは、
「学校で、子育てを手伝う部活を作ろう。」
「自治会を利用して、退職後の高齢者と子育て家庭をつなごう。」
「保育所付きのマンションを増やそう。」
のように、1つの課題に対してたくさんのステークホルダーによる解決策を出してきました。
大人も驚きの現実的かつ独創的なアイディアです。

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アイディアをプレゼンする学生からは熱も伝わってきました!

そして最後には、ワークシートを活用して、2030年の自分の姿・状況とグループで選んだテーマの課題との関わり方を一人ずつ振り返りながら、完成させていきました。

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『18歳からの選択』著者3人からは、チームや個人に対するフィードバックもあり、グループワークの参加の仕方やこれからの社会との関わり方についての解説を行いました。

講座終了後も、参考書の内容に対して質問をする学生の姿が印象的でした。
自分が読んだ本の著者に会えるというのは、その分野に興味を持てる貴重な機会になると思います。
ですので、将来の夢や自分の未来がなかなかイメージ出来ず、受験への意欲が湧かなかったり、進路に悩んでいたりする中高生の方に是非参加していただきたいと感じました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。